株のデイトレードとはどんな取引方法?

デイトレードは、原則として宵越しの株式銘柄を所有しない手法の取引方法で一日単位で売買を行う方法です。
株式を保有すると常に買値からの値下がりのリスクが付きまとうこととなるため、少しの利益がある状態でも売却して収益を確定しておき、何度もそれを繰り返すことで収益を蓄積することができます。
例えば今日は上昇しそうだと判断すれば、場の寄りなどのタイミングで買い付けを行っておき、それが場が開いている間に上昇し、あらかじめ設定したプラスの値になった時点で即座に売却を行います。
つまり長期間の株を保有しないことを前提とするのが、デイトレードです。

メリットは自分の想定した値動きにならなく値下がりしてしまったら損切りを設定しておくため、急激な値下がりによるリスクを回避できます。
しかも致命的な損失にも繋がることが多いポジポジ病が存在しますが、そのポジポジ病を予防することも可能です。
一方でデメリットは、1日単位を原則として取引を行う形になるため、目先の利益の確保を優先するため、相場の上昇基調の場合にその流れに乗っかることができない点があります。

最近は証券会社でもデイトレードが行いやすい様に、執行注文や返済注文の予約まで対応できるシステムになっています。
つまり個人投資家はデイトレードを主流に行うことが多いため、それに着目したシステムが構築されています。
資金効率の観点からすると取引手数料との兼ね合いもポイントで、株式売買を繰り返すとその分、取引手数料が蓄積してしまい、資金効率が悪くなります。
ただ一日の取引では必ず手数料分の収益を上げることが必要です。

個人投資家でもある程度の株数を取得して行われることも多いため、値動き自体はそれほどなくても株数を増やすことで収益を上げやすくすることもできます。
デイトレードは、メリットやデメリットもそれぞれありますが、致命的な損失を抱えることが少ないのが最大の魅力となるため、次から次へと収益を上げられそうな銘柄にシフトできる点でも優れています。

デイトレードに潜む危険とは?

デイトレードに潜む危険には、株を購入して根気強く売り頃になるまで待つ精神力を必要としない合理的な取引ですが、上昇基調の流れに乗ることができない点です。
つまり目先の利益を重視してしまうため、結果としてその銘柄が上昇し続けた場合には、その旨味を得ることができません。
後でその銘柄の値動きを振り返った時に後悔してしまうことも多いため、逆に精神力のタフさを要求されるケースもあります。

しかも損切りが頻繁になってしまうとなかなか収益に結びつかず、致命的な損失はなくても長い目で少しずつの損失が蓄積されると比較的に大きな損失となってしまう場合もあります。
また株式投資では投資を行うスタンスを要しますが、その時の流行や値上がり率を追うようになるため、投資に対する判断基準を損ね、結果として相場の大局観を理解できなくなってしまう点です。

このようにデイトレードには収益を確定させ急激な下げを回避しやすいメリットも多いですが、上記の様なデメリットも見られるため注意が必要となります。
なおデイトレードを行う感覚は、ギャンブルを行う感覚に近いため、依存症の問題もあります。
大局的に下げ基調の相場にあっても木を見て森を見ずの状態にあるため、待つことができずに買わずにはいられないといった様な状況になることが多いです。

一日単位ではそれほど大きな上昇が見込めないため、その分、買い付けを行う株数を増やしてしまい、結果として損失も膨らみやすい傾向にもなります。
相場のことから頭が離れない状態になり、損失が膨らむとそれを取り返そうとする行動に出るため、最終的には取り返しのつかない状態まで損失が膨らんでしまうこともしばしば起こります。
従ってデイトレードでは、常に依存症やのめり込まない精神力の強さも求められます。